米国のパーソナルトレーナーと日本との違いは?

パーソナルトレーナーはそもそも米国から来た考え方です。

現状では米国を下敷きにしたような日本の養成校ばかりですが、養成校出身のトレーナーでも独立できるほどの需要はありません。

現状と日米の違いを探りましょう。

■米国ではスポーツトレーナーが出発点。

パーソナルトレーナーはもともと米国から輸入された方式です。

米国でも草創期はスポーツ選手に対するフィジカルなメンテナンスが最初で、このトレーニング方法を習得すると、輪ゴム1本から選手の故障個所を改善させ、ゲームに復帰させることができるようになります。

日本からメジャーリーグに渡った多くのプロ野球選手がそれを体感し、現地のパーソナルトレーナーと個人契約をし直して日本に連れ帰るケースも多々あります。

全米では巨大な民間組織がトレーナーの養成を行ない輩出しています。

日本もそれに準じた養成学校がある程度で国家資格ではありません。

■米国人・欧米人と日本人の骨格の違い。

しかし米国人と日本人では骨格が異なり、筋肉の付き方も異なります。

米国流のトレーニングが適用されるのはスポーツ選手やモデルなどプロの職業人で、満足に本格的なトレーニングを行なったことのない日本人が、米国人などのパーソナルトレーナーと専属契約を結んでしまうのは感心できません。

また米国トレーナー養成学校でも、栄養士や管理栄養士、歯科衛生士など、健康面と肉体を連動して面倒をみられるような資格をもつプロは皆無です。

スポーツ医学、予防法、新しい考え方ではバイオメカニクスなどの学習もしますが、食生活での身体づくりを指南するプロはいません。

■日本では米国流を模倣した養成学校がある程度で、日本人向けの本格的できめ細かい学校があるかといえば疑問が残ります。

日本におけるパーソナルトレーナーへの需要は高まってはいますが、いまのところそれで独立できるほどの需要(規模)には達していません。

米国流を模した大手のトレーニングジムに所属して経験と実績を積み、クライアントの支持を獲得するといったスタイルが大半です。